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映画や本が好きな管理人が繰り広げる、愛情たっぷりな感想文♪

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嫌われ松子の一生 ★★(MEMORIES OF MATSUKO/2006年日本/130分/ドラマ)

嫌われ松子の一生/ドラマ依存症『松子』の一生…、ちょっと違うか。
愛を求め続ける『松子』の一生…、それもちょっと違うか。
安らぎを求め、流され続ける『松子』の一生…、そんなもの…か?

病弱な妹に嫉妬し、隣の芝が青く見えまくってしまった『松子』(映画ではそうとしか見えん)が、父の喜んだ顔を見たいが為に教師になり、良い先生になるべくがんばった為に妙な偽善者になり、流され、流され、たがが外れたまま流され続けて人まで殺し、それでも人を求め愛を求め繋がりを求め、50歳過ぎで殺されてしまう『松子』のお話。
何度も何度も人に裏切られ、それでも人を求め続けた松子。
父のせい?妹のせい?自分のせい?
あのラストには、そういう何かを語ってたのかもしれませんわね。全然分からなかったけど。ってか過去のせいにする話、嫌いなんだけど。

と自分の好みを別にしても、この映画、波乱万丈の松子の生涯を簡潔に明るく楽しく滑稽に演出してただけのように感じましたわ。
中谷美紀も綺麗だし、柴咲コウはそっくりだし、いろんな人達がいっぱい出てて濃いキャラクターで個性豊かな演出をしてるはずなのに、キャラクターが掴めない、っていうか誰一人心に響いてこなかったんですもの。
演出に酔いすぎたんじゃない?>中島哲也監督

監督、脚本:中島哲也
原作:山田宗樹『嫌われ松子の一生』(幻冬舎文庫刊)
出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、
   柄本明、武田真治、宮藤官九郎、劇団ひとり、荒川良々、奥ノ矢佳奈
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2006/07/08(土) 18:00:52|
  2. 映画館
  3. | コメント:23

エミリー・ローズ ★★★★☆(THE EXORCISM OF EMILY ROSE/2005年アメリカ/ホラードラマ)

エミリー・ローズ/ホラードラマエクソシストの裁判物です。
彼女に起きる事は、しっかりエクソシストしてますが、悪魔に乗り移られた彼女とその周りの苦悩を感じられる映画になってます。
怖いけど、感動しちゃっったんですよ。

田舎に住んでいたエミリーは、奨学金を得て大学に進学します。そしてそこで、悲劇は始まります。
夜中の3時。彼女の元に目に見えない何かが現れるのです。
その日を境に彼女の体に、異変が起こってくるのです。
希望いっぱいの普通の女子大生だったはずなのに…。

そんなこんなの超常現象を前に、神父さんは悪魔祓いを行います。
しかし、彼女の様態は改善せず、結果傷だらけで死んでしまい、神父さんは捕まり、裁判に。
悪魔祓いは間違ってたのか。精神病患者のように薬を飲み続けていれば死ぬ事は無かったのか。
裁判を通して、彼女の身に起こった事が再現フィルムのように映し出され、悪魔と言う目に見えないものに対しての裁判が繰り広げられるのです。

主役は神父さんの弁護をしたローラ・リニー。
(エミリー・ローズ役のジェニファー・カーペンターではありませんことよ)
彼女の最終弁論に、感動しちゃったんですよ。唇ブルブル状態でしたわ。
それに判決では、感動がピークに達してしまい、ついにはヒクヒク痙攣状態。
おぉ、恥ずかしい。

とはいえ、ちゃんとエクソシストもしてました。
ブリッジスタイル(イナバウアーとも言われてるらしい)や、虫を食べるシーン。
それにオーメンのように車にはねられるシーンなどちゃんとありましたしね。でもエミリーの気持ちを基本に置いてるので、『キャーー!!』って感じじゃないんですよ。『ビクッ』って感じかしら。

あと、最後に『夜中の3時』。
3時ってのはキリストが亡くなった時間だそうで、その真逆の夜中の3時は悪魔が来たりて笛を吹くんだそうです。
宗教に無縁のワタクシですが、そういう世界の存在は信じたりしてるので、丑三つ時に近い夜中の3時にトイレで目が覚めても、これからは我慢してしまいそうですわ。
監督:スコット・デリクソン
脚本:ポール・ハリス・ボードマン、スコット・デリクソン
出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット
   ジェニファー・カーペンター
  1. 2006/03/21(火) 21:55:02|
  2. 映画館
  3. | コメント:4

キング・コング ★★★☆(KING KONG/2005年アメリカ・ニュージーランド/188分/恐竜アドベンチャー)

キング・コング/恐竜アドベンチャーピーター・ジャクソン監督の気合入りまくり恐竜映画、キング・コングのリメイクです。しかし3時間はちと長かったような…。
まっ、そのおかげでダイエットにも成功出来たんだから、良かったかもね?ピーター君♪
ちなみにアメリカの興行成績も、ナルニア国物語を抜いて、2週連続1位になってるようです。やっぱりお金や時間かけて、ついでにダイエットにも成功した甲斐が、あったってもんだね! ピーターく~~ん!!

映画は大まかに3つのストーリー展開がありました。
で、この映画に限ってはストーリー知ってた方がいいような気がするので、以下めっちゃネタバレで書きます。ネタバレが嫌な人は、絶対読んじゃダメよ!

ではネタバレレビュー行きます!(長文だよ~ん)
最初の約1時間は映画監督のカール(ジャック・ブラック)率いるアルアル探検隊が、地図上に無い島『髑髏島(どくろじま/スカル・アイランド)』へと向かいます。

ここが長い。
ピーター・ジャクソン監督がキングコングを撮る意気込みを、主人公カールを通して語っていると思うんだけど、ココ、やっぱこんなに長くなくてもいいよ。
女優アン(ナオミ・ワッツ)と、脚本家ジャック(エイドリアン・ブロディ)との仄かなラブも全然ハートに響かないし、とにかく人間関係の細かい描写が、感じられなかったわ。
それに脚本家役だと言っても愛する彼氏がエイドリアン・ブロディじゃねぇ・・・。思わずアカデミー賞での熱いキスを思い出して、ちょっと気持ち悪くなってしまったよ(ファンの方、スマン)。

二つ目のストーリーは、その島で起きる数々の出来事。
アルアル探検隊は、島に着いてすぐ隠れていた原住民に襲われ、ターゲットになった女優アンは捕らえられ、船員や映画関係者達はその後彼女を救いに行き、恐竜達とご対面します。
逃げ惑う人間達。追いかける恐竜達。かたや別の場所ではキングコングと恐竜達の闘い。そしてキング・コングとアンの心が通い合うひととき。

ココは凄い!今まで見たことの無い迫力でしたわ。
恐竜もリアルだし、人間と恐竜が入り混じるところなんて、ホント凄かったですもの(コング君の手の中で振り回されてるアンは、その時点で気を失いそうな気もするが・・・)。
この辺は恐竜好き、それにウルトラマンやゴジラ(最初の作品以外)好きには堪らないんじゃないかしら。

で、そうこうしてるうちに、たくさんの人が死んで行き、皆はアンを残して帰ろうとします。しか~しジャックは愛する彼女を一人で救いに行き、カールは有名になる為に追いかけてくるコング君を生け捕りにし(もちろんみんなでよ)、ニューヨークへ戻ったのでありましたー!

パンパン!(扇子で机を叩いた音)

そして3つ目、コング君はタイムズ・スクエアにある劇場で鎖に吊るされ、ヴィップでセレブな観客の前で、見世物にされておりました。
が、カメラマン達のフラッシュがコング君の顔面にパシャパシャあたり、キーッ!!となったコング君は鎖を引きちぎって客席に暴走、雪のニューヨークのど真ん中に飛び出し、麗しの君アンを探し回るのでありました。
おぉ、けなげなコング君!(ってか、しつこい?←リメイクリメイク…)

でラスト、コング君は彼女を見つけたのですが、軍に追いかけられ、エンパイアステートビルの上で殺されてしまいます。はい、泣く所です。で、ワタクシ泣きました。ここまで見て深い思い入れが生まれなかったワタクシですが、しっかり泣けました(笑)。コング君とアンの心のつながりが、何故か私のハートには響かなかったのですが、ちゃんと泣けましたよ。
スケートのシーン。朝焼け(中盤の夕日)を見つめるシーン。それと落ちていくシーン。それぞれとても美しい映像で、やられちゃったのかもしれませんね。
ジャックとアンが抱き合うシーン。
カールが死んでしまったコング君に捨て台詞を吐くシーン。
これら最後のシーンで、ちょっと冷めちゃった感もありますが。。。ホホホ。


って事で、ストーリーを語りつくしてしまいましたが、やっぱストーリー知ってた方が、昔より素晴らしい映像を堪能出来ると思います。
さすがロード・オブ・ザ・リングの監督だよ!と思ってしまうほど、どくろ島がモルドールに似てて(モルドールの中にジャングルがあるって感じ?)、精神的に心臓鷲づかみになる事も無かったですから。
ジュラシック・パークやロード・オブ・ザ・リングが大好きな人は、たぶん感動するんじゃないかな。
私は…。ジャック役がジュード・ロウやジェフ・ゴールドブラムとかだったら感動できたかも♪(トム君も違う意味で、画面釘付けになれるかも・笑)

監督:ピーター・ジャクソン
原案:メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス
脚本:ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン
出演:ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、エイドリアン・ブロディ、
   トーマス・クレッチマン、ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2005/12/28(水) 18:46:36|
  2. 映画館
  3. | コメント:2

ブラザーズ・グリム ★★★(THE BROTHERS GRIMM/2005年アメリカ・チェコ/117分/ファンタジーコメディー)

ブラザーズ・グリム/ファンタジーコメディー『お金をいっぱい使って、遊んでみましたー!』って感じの、何でも有りの超大作アクションSFXでした。
(どうしてファンタジーが苦手なのに、試写会に応募したのかなぁ。っていうかそういうハガキは人にあげろよ、私。)

ストーリーはグリム童話の作家『グリム兄弟』が主人公になって、ミイラ化した白雪姫か眠れぬ森の美女の継母王女(ここでは継母ではないようだが)から、『赤ずきんちゃん』や『グレーテル』など、総勢12人の小人・・・もとい、捕われし少女達を救うお話になってます。

マット・デイモンがグリム兄弟の兄ウィルを
ヒース・レジャーがその弟ジェイコブを
モニカ・ベルッチは、美しい悪女ミイラの王女様を(美しい出番が少なかった気もするが)、演じてます。
で、な~んかキャスティングでしっくりこなかったのです。
弟を守るおちゃらけたお兄さん。そして優しくってまっすぐで融通が利かないどんくさい弟。これって逆の方がしっくりきた様な気がするんだけど。。。
とはいえ、唐突なギャグのようなただのボケのようなおちゃらけ感を出す為には、この方が良かったのかもね。きっと狙ってたのよ、きっと・・・。

まっ、木が動いたり、狼男的な変身があったり、いきなり妙にかわいいお化けキャラが出てきたり、色々なVFXを見れるので、ビジュアル的には楽しめるかもしれません。そう、グリム童話を読んだ事のある子供が見ると、たぶんもっと楽しいと思います。
でもSFXを見慣れたひねくれ者の私にゃ、『ふ~ん』としか言いようが無かったのよね。

監督:テリー・ギリアム 脚本:アーレン・クルーガー
出演:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ
   ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2005/11/03(木) 14:45:53|
  2. 映画館
  3. | コメント:4

アイランド ★★★★(THE ISLAND/2005年アメリカ/136分/SFアクション)

アイランド/SFアクション近未来のSFアクションですが、ロボット達はまったく出てこない人間味あふれるクローンのヒーロー物語です。

極楽浄土?のような海に浮かぶ【アイランド】。この地球で人間が安心して生活できる唯一の場所。そこに行く事が出来るのは選ばれし者だけ。
地球が汚染された近未来、その選ばれし者達は別の人間に管理された施設で人間らしくない生活を強要されていた。しかし、その選ばれし者達は不平不満を持つ事も無く、ただアイランドに行ける抽選会を楽しみに毎日を過ごしているのだった。

って事で、ぶっちゃけて言うと【選ばれし者=クローン人間】なのです。クライアントが病気になった時にクローン達がアイランドに旅立つって事ですね。
最近あった【アイ,ロボット】のような人間対ロボットじゃなくって、見た目も中身も立派な人間のクローン。
『逃げろー!逃げろー!!ぶっ壊せーー!!!』とクローンの二人に感情移入する事はあっても、『きゃ~、死なないで~』と叫ぶ事が無いところが良かったです。ネタバレ→(優しい人間の友達があっさり死んでも、本人達はバイクで空飛んでビルから落っこちても死なない)所がまた良いんですよねぇ。

髭が似合わんユアン・マクレガークローンの二人は、
スター・ウォーズのオビ=ワンより




 
まともにかっこいいユアン・マクレガーさまになってるユアン・マクレガーと






妙に綺麗なスカーレット・ヨハンソンソフィア・コッポラ監督【ロスト・イン・トランスレーション】で有名になった、小生意気と噂されるスカーレット・ヨハンソン。




監督のおかげか、演技力のせいか、二人とも大変美しく見えました。

演技力といえば、ユアンがクライアントとやり合うシーンは面白かったです。冷静に考えると、小学生ほどの知能しか持たないガキが、酸いも甘いも噛みしめてきた大人の自分にそんな機転の利く事は出来ないんでしょうけど、そこはそれ、【アルマゲドン】や【パール・ハーバー】のマイケル・ペイ監督ですもの。全ては勢い、迫力なくして感動アクションが作れるか!って事ですわね。納得です。

監督:マイケル・ベイ 原案:カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
脚本:カスピアン・トレッドウェル=オーウェン、
   アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2005/08/23(火) 17:06:10|
  2. 映画館
  3. | コメント:4

宇宙戦争 ★★★☆(WAR OF THE WORLDS/2005年アメリカ/114分/SFドラマ)

宇宙戦争(SFドラマ)スピルバーグとトム君がまたまたタッグを組んだ、『やっぱりトム君かっこいい!?』の超大作SFドラマ!!
今回のトム君は、パパになっていつものスーパーヒーローを演じております。

ストーリーは・・・。
レイ(トム・クルーズ)には離婚した妻メアリー・アン(←時代を感じる名前だねぇ)(ミランダ・オットー)との間に、長男ロビー(ジャスティン・チャットウィン)とその下の長女レイチェル(ダコタ・ファニング)の二人の子供がいました。
子供達は母親に引き取られていましたが、今日はその子供達とトム君が会う面接日、ってかお泊り日だったので、メアリー・アンと彼女の彼氏はトム君の家に二人を送り届け帰って行きます。
しばらくすると、特大急の雷が連続して発生!!天変地異か!?と思ったら、なんと巨大トライポッドが町を駆け抜けていたのでした!!

で、ドラマはトム君が宇宙人から逃げまくり、必死の思いで子供達を守るお話です。そう、トム君はパパになってもヒーローだったのです!
子供との関係を怠ってきたトム君が、侵略者を目の前にしてパパという意識に目覚め、過酷な中で親子愛を作っていく姿も描かれていますが、それよりトライポッドに捕まっても体を張ってそれをやっつけようとしているヒーロートム君に拍手喝采したい気分でしたわ(笑)。

ブログ【SUPER RANDOM BLOG】の2005年6月29日の記事によると
「宇宙戦争」を忠実に描けば、そこにヒーローは存在しない。ひたすら主人公が逃げ隠れして、原作にも登場したティム・ロビンス的人物と穴掘りをしている間に「宇宙戦争」が終わってしまう。【本文引用】

だそうなのですが、『その役、ティム・ロビンスじゃなくっても良かったんじゃないの?』ってぐらい、そのシーンが余分に見えちゃいました。
まぁティムが、ダコタちゃんみたいに『トム君、くっちゃえ!』とでしゃばらなかったせいかもしれませんが。?(笑)

それと、【E.T.】と【エイリアン】と【妖怪人間ベロ】を足してグジャグジャにしたような今回の宇宙人とアメリカ軍との戦いは、さすが【プライベート・ライアン】撮った監督だねぇ、と思うぐらい迫力のある作品ではありましたが、ラストのオチには
『ってことは、トム君がいなくても良かったの?・・・ってか良かったのよね♪』と、トム君の笑顔にこちらも笑顔で返してしまうほど金縛りにもなっちゃいましたわ。ホント、感動シーンが台無しだぜっ!(笑)
でもレーザー光線等が飛びまくる中、町が人が壊れていく様子は圧巻でしたので、余分な事は何も考えず『おおぉぉ~~(←笑い付き)』って気分に浸るにはいい作品かもしれません。

監督:スティーヴン・スピルバーグ 原作:H・G・ウェルズ
脚本:デヴィッド・コープ、ジョシュ・フリードマン 音楽:ジョン・ウィリアムズ
ナレーション:モーガン・フリーマン
出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス
   ジャスティン・チャットウィン、ミランダ・オットー
  1. 2005/07/09(土) 01:10:37|
  2. 映画館
  3. | コメント:7

バットマン ビギンズ ★★★★(BATMAN BEGINS/2005年アメリカ/140分/アクション)

バットマン・ビギンズ/アクション日本でもお馴染みのアメコミヒーロー【バットマン】。今回は私にとってお馴染みでは無かった【クリスチャン・ベイル】がバットマンを演じております。あのスピルバーグ映画【太陽の帝国】の子役を演じてた彼ですわね(って見てないけど)。
でその演技派らしい彼は、最近数本の主役を演じているようですが、『何故今バットマン!?』って思うほど印象薄かったです。トム君とイーサン・ホークを足して2で割ったような甘いお顔は、私の影のヒーロー像に合わなかったようですわ。

まぁそんな事は置いといて、映画はまずまずなんじゃないでしょうか。
8年ぶりのバットマンは、前半は大富豪の息子ブルース・ウェインが両親を亡くし、どのようないきさつでバットマンになっていったか。そして後半は、両親の意思を継ぐべく腐敗した町を救う為に立ち上がり、今回の敵リーアム・ニーソンと戦うお話となっております。

ブログ『SGA屋物語紹介所』2005年6月20日の記事によると、

実は『ビギンズ』は当初『イヤーワン』の映画化として進められていたのですが、映画化するにはあまりにも地味な内容のせいか、企画変更を余儀なくされたとのこと。【本文引用】

確かにいつものコミカルな敵キャラは存在せず、ジェダイの騎士かと錯覚しそうになった人間リーアム・ニーソンが、まじめに町を人間をぶっ壊そうとしてました。まぁやってる事は人間離れしてたけどね(ってそれが無いと、わたしゃ帰ってたよ)。

話題の渡辺謙ですが、確かに出ています。宣伝でテレビに出演している時間の方が圧倒的に長いですが、重要な役だと言われ続けていますが、前半数十分で出番は終わってしまいますが、確かに出ています。
【忍者=日本人⇒ラスト・サムライ⇒渡辺謙】。トム君にお礼を言わなきゃ!
そうそうトム君といえば、ケイティ・ホームズのラストの妖艶な微笑に、ワタクシくらくらしてしまいましたわ。女は変われば変わるものですよねぇ。ハードなシーンが無くてホント良かった♪

そんなこんなで脇役の話題に事欠かないせいか、主役のクリスチャン・ベイル、大御所マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソン等に注目されてない作品ではありますが、アクション好きなら従来のバットマン嫌いでも、きっと楽しめるはずです。画面の暗い活躍シーン(←当たり前か)を堪能したい方は、是非映画館でご覧下さい♪

監督:クリストファー・ノーラン 原案:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:クリスチャン・ベイル、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、
   マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、
   渡辺謙、キリアン・マーフィ
  1. 2005/06/23(木) 14:41:34|
  2. 映画館
  3. | コメント:17

ミリオンダラー・ベイビー ★★★★☆(MILLION DOLLAR BABY/2004年アメリカ/133分/ドラマ)

ミリオンダラー・ベイビー/ドラマ2004年度アカデミー賞の作品賞、監督賞(クリント・イーストウッド)、主演女優賞(ヒラリー・スワンク)、助演男優賞(モーガン・フリーマン)を獲得した心の奥にズシっとくるドラマ。静かな涙が流れていました。

ボクシングのトレイナーでありジムを経営しているフランキー(クリント・イーストウッド)のもとに、31歳のボクサー志望マギー(ヒラリー・スワンク)が現れます。フランキーは女性を育てるつもりがまったく無く、彼女を適当にあしらっていたのですが、貧しい生活をしながら黙々と毎日遅くまで練習する彼女を見てるうちに、ボクシングを教えるようになっていきます。
そしてマギーは次々と試合に勝っていき、ついに100万ドルをかけた世界タイトル戦に出場することになります。が・・・。

ミリオンダラー・ベイビー/ドラマ静かなんだけど熱い。苦しいんだけど暖かい。ヒラリー・スワンクの笑顔を見るたびに、強さやその他色々な言葉では表現しにくい人間の【混ざった感情】を感じる事が出来たように思います。
年を重ねた後、またじっくり見てみたいですね。


監督:クリント・イーストウッド 脚本:ポール・ハギス
原作:F・X・トゥール『テン・カウント』(早川書房) 撮影:トム・スターン
出演:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン
日本語字幕:戸田奈津子(←★満点じゃないのはもしかして・・・)
  1. 2005/06/10(金) 19:13:32|
  2. 映画館
  3. | コメント:6

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 ★★(LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS/2004年アメリカ/109分/ファンタジーコメディー)

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語/ファンタジーコメディーもっとシニカルチックかと思ってたら、普通の子供向けファンタジーでした。ジム・キャリーが出てるので、コメディーのエッセンスも散りばめられていましたわ♪わたしゃ全然笑えなかったけどね・・・。

原作は、レモニー・スニケットの大ベストセラー【世にも不幸なできごと】。主役は3人の子供達。
長女のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)は、目の前にある物を使って何か作ることがお得意。長男クラウス(リーアム・エイケン←『ロード・トゥ・パーディション』の息子役だったらしいが、それなりに綺麗に成長して、まったくわかんなかったよ)は、めっちゃ読書家で本からの知識が豊富。
ヨチヨチ歩きの次女サニー(カラ・ホフマン/シェルビー・ホフマン←双子)は、机でも何でも噛めるほど歯が丈夫で、噛み癖の持ち主。
その3人の自宅が、ある日大火事になってしまい、両親が莫大な遺産を残して死んでしまいます。そこに現れたのがオラフ伯爵(顔芸ジム・キャリー)。彼は3人の子供達を引き取って遺産を横取りしようとします。
さぁ、不幸の連続を目の前にして子供達はいかにして逃れていくのでしょうか。そしていったい、いつジュード・ロウは顔を見せてくれるのでしょうかーー!!

英語が読めれば、原作は面白いの【かも】しれません。
しか~し、映画は妙に中途半端だったのよねぇ。ジムキャリーの顔芸で笑える年は大幅に超えちゃってるからねぇ。それだけじゃワタクシちっとも笑えませんでしたわ。
『じゃあ子供に見せたい映画なの?』と聞かれたら、う~んって唸ってしまう。
子供を持つ親ならきっとこの手の映画は見せたくないんじゃないかな。予期せぬ不幸の連続だからね。
子供のいない私が思うには、絵本が大好きでジム・キャリーの顔芸で笑えることが出来る素直な子供(?)なら、見たほうがいい・・・気がする。
成長するにつれ『人生は山あり谷ありで嫌なことばっかりだけど、がんばれば道は開けるんだぞ!いくつになっても親はそんな子供達を見守ってるんだぞ!』ってのが感じられる大人になって欲しいもの。と言いつつ、将来の目標がオラフ伯爵になっても困りますが(苦笑)。

監督:ブラッド・シルバーリング 脚本:ロバート・ゴードン
原作:レモニー・スニケット
   『世にも不幸なできごと1 最悪のはじまり』(草思社刊)
撮影:エマニュエル・ルベッキ 衣装: コリーン・アトウッド
プロダクションデザイン:リック・ハインリクス
出演:ジム・キャリー、メリル・ストリープ、エミリー・ブラウニング、
   リーアム・エイケン、カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン、
   ダスティン・ホフマン(クレジットなし)
   ジュード・ロウ(語り手・シルエットはジュードに見えたが・・・悲)
  1. 2005/06/08(水) 15:36:21|
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  3. | コメント:2

ハイド・アンド・シーク ★☆(HIDE AND SEEK/2005年アメリカ/102分/サスペンスホラー)

ハイド・アンド・シーク/サスペンスホラー期待したわりには全然恐く無かったです。
演出のせいか翻訳(なっちゃん)のせいかはわかりませんが、途中から犯人バレバレで、犯人の名演技さえも寒く見えちゃいましたわ。

ある日、デビット(ロバート・デ・ニーロ)の妻アリソン(エイミー・アーヴィング)が浴室で自殺をはかり死んでしまい、死体となった母親を見てしまった娘のエミリー(ダコタ・ファニング)は、ショックの為一人の世界に閉じこもってしまいます。
心理学者でもあるデビットお父さんは、娘の心を癒す為郊外に引っ越すのですが、娘は我が道を突き進み架空の人物チャッキー・・・もとい「チャーリー」を作り上げてしまいます。そうこうしてるまに、二人の親子のもとに殺人鬼がひたひたと近づいてくるのですが・・・

私は見ていないのですが、映画『シークレット・ウィンドウ』にかなり似ているみたいです。見てない私は、映画『シャイニング』に見えちゃって、デ・ニーロとジャック・ニコルソンを頭の中で比べながら、「どっちもおじいちゃんだけど、恐さはジャック・ニコルソンの勝ちよね」とわけのわからないことを、色々と考えておりました。

確かに二人とも名優なんだけどねぇ・・・。やっぱおじいちゃんでは色々キツイと思うんだけどねぇ・・・。年齢的に考えても『キアヌ・リーブス』ぐらいがちょうどいいと思うんだけどねぇ・・・。彼だったら優しそうにも恐ろしそうにも見えて、違う意味でも心臓わしづかみにされるような気がするんだけどねぇ・・・。
と言ってもトム君同様、ヒーローにお父ちゃん役はご法度なのかもしれませんが。

最後に、この映画のラストは2パターンあるそうです。
通常は(ネタバレ→【エミリーの描いた絵が映し出されて、絵の中のエミリーの横に違う顔が書いてある】)なんですが、
もう一つは(ネタバレ→【エミリーは気づいてないが、精神病院らしいところに隔離されている】)となってるらしいです。
どっちもどっちって感じもしますけどね(私はこのシーン、いらないと思ってますので)。

監督:ジョン・ポルソン 脚本:アリ・シュロスバーグ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、
   エリザベス・シュー
  1. 2005/05/23(月) 01:07:34|
  2. 映画館
  3. | コメント:4

コンスタンティン ★★(CONSTANTINE/2005年アメリカ/121分/オカルトハードボイルド?)

コンスタンティン「キアヌがマトリックスよりもかっこいいぃ~!!」ってのはかなり疑問でしたが、皆さんのおっしゃるとおり『マトリックス+エクソシスト』でした。
と言ってもエクソシストのように首も180度回らないし、マトリックスのように人間離れしたかっこよさも無いところが、非常に残念でしたけど(←そこまで真似ると、コメディになっちまうってもんだぜ)。

ストーリーは、めっちゃ霊感を持っているコンスタンティン(キアヌ・リーブス)が人間界に入ってくる幽霊もどき悪魔達(←死んで地獄に落ちた人達)をバッタバッタとなぎ倒す・・・じゃなくって、静かにかっこよく退治するお話です。
もちろんいいとこ取りの映画なので、ちゃんと一話完結っぽいストーリー【霊感の強いアンジェラ(レイチェル・ワイズ)が双子の姉か妹の自殺を晴らす為にコンスタンティに救いを求めたはずが、自分が悪魔に狙われてあぁ大変】もついておりますが、逃げてるのか追いかけてるのか探してるのか、ほとんど緊張感がありません。
本当みんなクールなのよねぇ(天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)を除く←演技力の差かしら?)。

原作は『ヘルブレイザー』(←映画「ヘルレイザー」とはまったく関係ないようです。ってかビジュアルまったく違うしね)というアメコミ作品のようです。
なのでちゃんと背景に『天使と悪魔』『天国と地獄』がありまして、キアヌ扮するコンスタンティンは「閻魔さんに舌抜かれたくないよぉ~」っていう人間くささがあって、微妙に宗教くさいです(マトリックスもそうだったけど、これって今のアメコミ好きのモットーなのかしら)。
で、キアヌがMIBのように黒いスーツ(黒だからといってマトリックスと一緒にしたくはありませんの)を身にまとって、マトリックスよりは人間くさく演じてるのですが、アメコミヒーロー『コンスタンティン君』は強すぎて泣きを入れるシーンがございません。生まれた時から見慣れている得体の知れない物体に狂気するシーンもございません。
なのでオカルトにもサスペンスにも当てはまらず、かといって地獄に落ちたくない人間ヒーローなのでスーパーアクションにも当てはまらず、正義感が前面に出てないのでスーパーマンにも当てはまらず、地獄絵さえもロード・オブ・ザ・リングのモルドールやゴラムしてて、どこまでも中途半端感はぬぐえませんでしたわ。

キアヌ様、地獄のお話なら1997年の【ディアボロス】のほうが、めちゃくちゃ恐くって面白かったですわよ。って若かったから良かったのかも。ん?

そうそう、エンドクレジットの最後にちゃんとしたワンシーンが残っておりますので、もしまだ見に行こうと思っている方は、電気がつくまで席を立たずご覧くださいませ。ちょっとだけ嬉しかったりもしますから。

監督:フランシス・ローレンス 脚本:ケヴィン・ブロドビン、フランク・カペロ
出演:キアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ、ティルダ・スウィントン
  1. 2005/05/20(金) 18:30:58|
  2. 映画館
  3. | コメント:4

アビエイター ★★★★(THE AVIATOR/2004年アメリカ/169分/伝記ドラマ)

監督:マーティン・スコセッシ 脚本:ジョン・ローガン
出演:レオナルド・ディカプリオ、 ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセイル、
   アレック・ボールドウィン、ジョン・C・ライリー、ジュード・ロウ
アビエイター/伝記ドラマアメリカの大富豪であり、飛行機と映画をこよなく愛する天才でもあり奇人でもあったハワード・ヒューズ(1905~1976)の半生を描いたドラマです。
そしてレオナルド・ディカプリオが、彼の輝かしい時代-20歳過ぎから40歳ぐらいまで-を、演じております。
しか~し!、どっからどう見ても彼はおこちゃまでした(悲)。もう34歳になるのにねぇ・・・。眉間に皺を寄せた顔が違和感ありありで、ちょっと怖かったぐらいですわ。

レビューの続きはこちら
  1. 2005/04/20(水) 17:59:24|
  2. 映画館
  3. | コメント:8

ボーン・スプレマシー ★★★★(THE BOURNE SUPREMACY/2004年アメリカ/108分)

ボーン・スプレマシー/サスペンスアクション3部作の第2弾。カーチェイス有りアクション有りで、前作同様ジミーちゃんに似てるはずのマット・デイモンが、異常にかっこよく見えるお得な2時間弱でしたわ♪

ベルリンでCIA内部の横領事件を調査していたパメラ(ジョーン・アレン)とそのチームは、情報屋が入手していた資料を手に入れるため取引に応じる。だが、警備体制が万全だったはずのその現場に何者かが侵入し、部下は殺され資料もお金も持ち去られてしまったのだった。そして、唯一現場に残された物はジェイソンの指紋だけだった。

時同じくしてインドでは、2年前の事件から逃れたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)が幸せに暮らしていた。だがジェイソンの記憶はまだ戻らず、毎晩うなされる日々も続いていたのだった。
そんなある日、彼の前におっとこまえの刺客キリル(カール・アーバン)がいきなり現れ、カーチェイスが始まる。殺される前に殺さなければ!と思ってた矢先、彼女は撃たれて死んでしまう。そしておっとこまえキリルはジェイソンを始末したと勘違いし、そこから立ち去るのだった。

彼女を失ったジェイソンは、自分の過去と立ち向かうべく過去の断片を拾いに行きます。パメラ達CIAが自分を狙っていることが何故なのか(原因は過去?現在?)わからないまま一人戦っております。うん、ジミーちゃんかっこいいわ。
ただ、前作は窓から飛んでいっちゃたり階段飛び降りたりするシーンが印象に残るほどかっこよかったのに、今回は『えっ、それだけ?』って感じ。やっぱ監督が違うとこんなに見え方が違うものなのかしらね。(ちなみに前作のボブ・リーマン監督は、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演の『ミスター&ミセス スミス』に入っていた為スケジュールが合わず、今回製作総指揮にまわったようです。←って言う事で『ミスター&ミセス スミス』は絶対見に行くでしょう)

カール・アーバンそれにしても、おっとこまえ(しつこいって)のカール・アーバン(右写真)とのカーアクションは凄かったよぉ。良かったよぉ。エオメルも良かったけど、こっちの方がもっといいよぉ。(←かなりきてる・・・)

で、とにもかくにも面白かったです♪
前作のかっこよさよりも影の部分にスポットがあたってましたが、人間味溢れるヒーローをジミーちゃんが演じるからこそ光ったのかもしれませんね。早く続きが見たいですわ!!(見てから2週間も経つはずなのに、エンディングの曲が頭から離れない今日この頃です)

監督:ポール・グリーングラス 原作:ロバート・ラドラム『殺戮のオデッセイ』(角川文庫刊) 脚本:トニー・ギルロイ、ブライアン・ヘルゲランド 撮影:オリヴァー・ウッド 音楽:ジョン・パウエル
出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ、カール・アーバン
  1. 2005/03/03(木) 15:10:59|
  2. 映画館
  3. | コメント:8

オペラ座の怪人 ★★★★(THE PHANTOM OF THE OPERA/2004年アメリカ・イギリス/140分/ミュージカル・ラブサスペンス)

オペラ座の怪人/ミュージカル1919年の廃墟と化したパリのオペラ座でのオークション。美しいセピア色の映像で始まったかと思うと、いきなりあの音楽と共に1870年代のきらびやかな色の着いた世界に変わっていきます。
音楽と映像だけなんだけど、このダダダダダーっていう変化(←がんばって想像してください)がめちゃくちゃ美しくって、まだ話も始まってないのに鳥肌たちまくりの涙タラタラ状態でしたわ(この人間出てないシーンが一番美しいかも、ってどないやねん)。

ストーリーは皆さん知ってると思いますが、オペラ座に住み着いているファントム(ジェラード・バトラー)と、彼の指導のおかげで美しい歌声を得る事が出来たクリスティーヌ(エミー・ロッサム)と彼女の幼馴染ラウル(パトリック・ウィルソン)の、簡単に言ってしまえば三角関係のお話です(クリスティーヌは結構したたかな女です)。

で、普通知ってるであろうこのストーリーを、ワタクシ全然知らなかったんですよねぇ。唯一知ってたのは、あの自動車のCMで流れている音楽と、ファントムが仮面をかぶっててオペラ座の地下に住みついてることぐらい。なのでラウルの存在も全然知らなかったし、悲しい愛の話だなんてほとんど想像していませんでした。
それが良かったのかどうか定かではございませんが、最後の三人が地下で同時に歌い上げるところは、三人のそれぞれの思いが一気に伝わってきて、悲しくって寂しくって辛くって、不覚にもヒィーヒィー泣いてしまいました(←本当恥ずかしい奴です)。多分ワタクシが宝塚の『エリザベート』をこよなく愛する人種なので、感動できたのかもしれません。

そういう訳なので、役者さん達の存在感や(ミニー・ドライヴァーは妙に存在感あったが)、ミュージカル特有のダンスシーンなど、とにかく過大な期待感を持たずに、楽曲と前半の映像美(だけ?)を楽しんで下さいませ。きっと見てる時だけは感動出来るはずですから♪

監督:ジョエル・シューマカー 製作、音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー 原作:ガストン・ルルー 脚本:ジョエル・シューマカー、アンドリュー・ロイド=ウェバー 撮影:ジョン・マシソン 美術:アンソニー・プラット 衣装:アレクサンドラ・バーン 
出演:ジェラード・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライヴァー
  1. 2005/02/06(日) 19:54:54|
  2. 映画館
  3. | コメント:2

ネバーランド ★★★★(FINDING NEVERLAND/2004年イギリス・アメリカ/100分/ドラマ)

ネバーランド/ドラマピーターパンの著者ジェームス・バリが、ある家族と交流を深め、大人になりたがっている少年と過去の自分を重ねながら、『ピーターパン』を書き上げていく感動ヒューマンストーリーです。
ファンタジーが苦手な私でもジェームスの描くネバーランドを感じる事が出来たのは、あの素晴らしい景色と緑とピーターのおかげだったような気がします。

夫婦仲が上手くいっていない劇作家ジェームス(ジョニー・デップ)は1903年のある日、愛犬と散歩に出かけ想像力たくましい少年達と出会います。しかしその4人兄弟のうちの一人、三男ピーター(フレディ・ハイモア)は子供らしくない冷めた事ばかりしゃべるのでした。
ジェームスはそんな彼を気にしながら、自然と4人の少年とその母親シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と一緒に過ごす時間が増えていき、楽しい時間を過ごすうちに『ピーターパン』のアイデアが浮かんでくるのでした。


子供の心を持つって難しい事だし、持ちすぎるってのもマイケル・ジャクソンになっちゃうし、でも想像力やチャレンジ精神は持ち続けていかないと頭の固いガンコ親父になっちゃうし、かといってネバーランドにい続けると生活できないし・・・。
人に迷惑をかけないって事は人の心がわかることで、それは子供が大人になる瞬間でもあるって事を改めて言われると、もう子供には戻れないんだろうな、って少ししんみりもしちゃいましたわ。

あと、ラストのピーターの涙は、幸せになったお母さんを受け入れられたからだったのかしら・・・。そう思うと、心の奥のネバーランドは、もしかしたら大人がひと息つける場所なのかもしれませんよね。って現実主義の私は妖精たちを見た事はありませんが。(死んだおばあちゃんは、心の奥にちゃんと居座ってるけどね♪)

監督:マーク・フォースター 脚本: デヴィッド・マギー 撮影:ロベルト・シェイファー 
出演: ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ジュリー・クリスティ、 ラダ・ミッチェル、ダスティン・ホフマン、フレディ・ハイモア、ケリー・マクドナルド
  1. 2005/02/05(土) 03:06:21|
  2. 映画館
  3. | コメント:0

オーシャンズ12 ★☆(OCEAN'S TWELVE/2004年アメリカ/125分/推理サスペンス)

オーシャンズ12/推理サスペンス皆さんも良くご存知の『オーシャンズ11』の続編です。豪華キャストのお友達同士が楽しんで作った映画になっています。出演者とスタッフがヨーロッパにまで行ってバカンスを楽しんできたかのような作品になっております・・・?

前作『オーシャンズ11』から3年、ベネディクト(アンディ・ガルシア)は復讐の為11人の身元を全部洗い出し、アメリカ各地に散らばっているオーシャンズ11のメンバーに一人一人御自ら足を運び『2週間以内に俺から取った金とその3年分の利子を2週間以内に返せ!さもなくば命の保障は無いぞ!』と脅迫するのでした。(ちなみに『オーシャンズ11』ではラスベガスのカジノを経営するベネディクトの金庫から彼らは1億6000万ドル取っております。)
アンディ・ガルシアはオーシャンズメンバーの近況報告の為だけに出演してますので、映画の本筋とはほとんど関係なかったです。それに、むか~し昔の面影もかっこ良さも、もちろん無かったです(ってか太りすぎ?アンタッチャブルの頃が懐かしいよ・・・)。

で、急遽集まったメンバー11人。素直にお金を返すためにわざわざアムステルダムまで行って、財宝なんかを盗みに行きます。なんでアムステルダムかと言うと、そこには3年半前にラスティ(ブラッド・ピット)が付き合っていた彼女イザベル(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)がいたからなのです!(ってやっぱ意味は無いんだけど♪)
彼女はめっちゃ美人で頭脳明晰の警察官。オーシャンズ達を追いまくるわけでもなく、腹の探り合い心理ゲームを始めるわけでもなく、オーシャンズ達のライバルの存在に気付くわけでもなく、順調に捜査を進めて行きます。
はい、何が裏で動いてるのかさっぱりわからないのです!ハッハッハッハッハー(私が馬鹿なだけ?)

そんなこんなしてるうちに物語は佳境に入っていき、ジュリアロバーツやブルース・ウィリスが出て来て、ライナス(マット・デイモン)の(ネタバレ→母親が出て来て、イザベルのお父ちゃんも出て来てハグハグしちゃったりなんかして、)あっという間にハッピーエンド。どんでん返しがあったことも忘れちゃう(←これをどんでん返しと言っていいのだろうか)スピード感で後半を駆け抜けていきます。
そしてラストシーンは(ネタバレ→キャサリン・ゼタ=ジョーンズが加わり、題名通りの『オーシャンズ12』、)となってThe End。
はぁ~、はぁあ?はぁぁああああ?!?!って感じです。もう完璧にお客さんを置いていってますね(笑)。『みんな僕らを見たいんだろ?企画は面白いし、内容もいけてるんだから、みんなちゃんと僕らに着いて来いよ!』と一方的に言われ続けているみたいでしたわ(笑)。

で、一言。
もうちょっと脚本何とかしろよ!ついでにもう一言、二言・・・。
『ルパン三世』系の映画なんだから(←そうよね?)、ちょっとは推理させろよ!でなけりゃ、『ボーン・アイデンティティ』(一応舞台はヨーロッパなので)みたいにアクション見せろよ!それもダメなら、ブラピとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの絡みぐらい大判振る舞いしろよーー!!

ふぅ~、ちょっと落ち着きましたわ。まぁ、そんな感じの映画です(←これでわかるか?)。あと、推理した分だけ画面の揺れも伴ってか妙な疲れを誘発する映画ですので、出演者同様お気楽な気分でスターのオーラを楽しむことをお勧めします。是非映画館に足を運ばずレンタルビデオでご鑑賞下さいませ♪

監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:ジョージ・ノルフィ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アンディ・ガルシア、マット・デイモン、ブルース・ウィリス(クレジットなし)、アルバート・フィニー(クレジットなし)
  1. 2005/02/01(火) 12:55:06|
  2. 映画館
  3. | コメント:0

エイリアンVS. プレデター(ALIEN VS. PREDATOR/2004年アメリカ/100分) ★★★★

エイリアンファンとしては、とりあえず見ておかなければ!と何の期待もせず映画館で鑑賞しました。前評判はかなり悪い、っていうかB級作品と言われてる作品ですが、私はツボリましたよ♪。一人ニヤニヤ笑いながら見てたので、ちょっと危ない奴になっていたかもしれません(笑)。

ストーリーは、南極大陸の地下深くに熱源が発見され、ビショップ(ランス・ヘンリクセン)率いる探検隊がそこに進入します。で、その地下深くにピラミッドもどきがあって、調べていくうちにピラミッドとエイリアンが動き出し、探検隊がエイリアンの餌食になっていきます(本当、ただの餌!って感じ)。そうこうしてるうちに、プレデターがピラミッドに進入し、その人間達をやっつけよう!としたその時、エイリアンが出現!し、人間ほったらかしで、バトルが始まります。
まさしくエイリアンVSプレデター。人間はそうねぇ、トッピングかしら。

映画『コア』と『エイリアン』を足して2で割ったような探検隊メンバーは、エイリアンとまともな格闘もしないまま死んでしまいます。幼虫エイリアンに追いかけられるシーンもほとんど無く、あっという間に体から子エイリアンが出て来たり、あっという間にエイリアンに捕らえられ蚕にされたり、エイリアンのお決まりだと言っても『もうちょっとちゃんと死なせてやれよ!』と出演者達に同情してしまったほどですわ。でも所詮はトッピング。仕方ないですわね。

なのでやっぱり主役はエイリアンとプレデター。(ネタバレ→エイリアンの舞台にプレデターがやってきて戦ってるのです。エイリアンがアメリカの『ゴ、ズィーラ(GOZIRA)』のように動いているのを見ては『速すぎるって!』と突っ込み、プレデターがお面を取って醜い顔をさらけ出すのを見ては『レックス(サナ・レイサン←リプリーもどき)、なんであなたはびっくりしない?』と圧倒され、最後に二人の友情を見て『私は誰を応援してるの?』と思いつつも、エイリアンが落ちてく様子にお決まりの感動を覚えておりました)(あれが無いとエイリアンではございません)。

支離滅裂になってきましたが、強くて怖い戦士プレデターと、どこに潜んでいるか前に進むのが怖くなるエイリアンを期待しなければ、何も悪い事してないエイリアン?の住処に進入するちょっと可愛い正義の味方プレデター?と思って、楽しく見れるんじゃないでしょうか。だって、これって楽しく笑える映画ですものね♪

(本当のエイリアンはリプリーがいないと成り立ちませんわよ!(笑))
監督、脚本:ポール・W・S・アンダーソン
出演: サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン
  1. 2005/01/10(月) 17:58:31|
  2. 映画館
  3. | コメント:10

ニュースの天才 ★★★☆ (SHATTERED GLASS/2003年アメリカ/94分)

『ニュースに、本当と、嘘はあるのか?!』。このコピーに釣られて見に行きました。
ここで見る前に注意しなければいけないことがあります!!
この作品のジャンルはサスペンスドラマになっていますが(社会派サスペンスなのはわかってるとは思いますが)、見せ方がドキュメント風になっていますので、映画の為の小細工や主人公の内面がほとんど描かれていません。
実話だから、ノンフィクションなのは当たり前やん!っておっしゃる方もおられると思いますが、映像がドキュメントなので、事件を知ってる方や事件に興味がない人は、ちょっと退屈かもしれません。

で、私はどうだったかというと、『ニュースに、本当と嘘はあるのか?!』と『ヘイデン・クリステンセン』しか知らなかったので、これが結構楽しめたんですよぉ、ホホホ。私は映画を見る前に下調べを、ほとんどしないタイプなのですが、これが良かったようです(笑)。

スティーブン(ヘイデン・クリステンセン)は両親にロースクールに行けと言われつつも、人気ジャーナリストになる夢をかなえる為、ワシントンD.C.の政治マガジン「THE NEW REPUBLIC」で働き、皆が笑って楽しめるようなネタを探し、取材をこなし、人気ジャーナリストの道を駆け上っていきます。(彼の夢は事件や政治ネタではなく、皆が笑えるネタでピュリッツァー賞を取ること)

そんな1998年のある日、スティーブンの書いた『ハッカー天国』という記事にクレームが入ります。別の雑誌記者がそのハッカーを調べていたにもかかわらずスティーブンにすっぱ抜かれてしまったのです。そして編集長のチャック(ピーター・サースガード)のもとに、事件の裏づけを依頼する電話がかかってきます。
事件は事実だったのか、騙されただけなのか、はたまた嘘八百だったのか

そこからが面白い!
(そこまでは退屈とも言う?)
スティーブンを信じようとしているチャックと、(ネタバレ→チャックに信用されていないと思う若気の至り爆発の)スティーブンは、(ネタバレ→裏づけを取るために取材現場に行き)ます。
そこでの二人のバトルが、画面釘付けになってしまうほどの迫力があるんですよ!(このシーンが無ければ怒って帰ってたかもしれません(笑)。ピーター・サースガード(全然ワタクシ知りませんでした)が、ゴールデングローブ賞の助演男優賞を取ったのも納得です。)

でも、どうして彼は、(ネタバレ→小説化になろうと最初から思わなかったのかしらね。そしたらたくさんの人達を笑わせる事が出来たはずなのに。そう考えるとやっぱりスティーブン・グラスは、浅はかっていうか、馬鹿な奴?ですねぇ(偉そうでスイマセン)
映画館に行くほどでもないと思いますが(去年のアメリカ作品だから、すぐレンタルに並ぶんじゃないかしら)、ドキュメント版社会派サスペンスドラマが好きな人は、一度トライしてみてはいかがでしょう。(事件の内容は、やっぱり知らないほうが楽しめるんじゃないかな・・・)

監督、脚本:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセン、ピーター・サースガード
  1. 2004/12/14(火) 18:27:48|
  2. 映画館
  3. | コメント:3

ハウルの動く城 ★★★☆ (HOWL'S MOVING CASTLE/2004年日本/119分)

ヨーロッパ?の戦時下で起こった、魔法使いの男ハウルと、魔法をかけられおばあちゃんになっちゃった女の子ソフィーとのラブストーリーです。
『千と千尋の神隠し』同様、何かを言いたいんだろうけど、馬鹿な私にゃまったくわからぬストーリーとなっております。(ナウシカが懐かしいぞ)

ソフィー(賠償千恵子)はお父さんの帽子屋さんをついで、コツコツ帽子を作る日々を過ごしていました(たぶんお父さんは死んでいて、お店には継母と義姉妹らしき女性達がいたように思います)。
ある日、彼女は実の妹?に会いに行く為、町に出かけます。そしてその帰りにハウル(木村拓哉)とばったり出会い、その後無事に家に帰ったにもかかわらず、何故か荒地の魔女(美輪明宏)に魔法をかけられてしまいます。
『こんな姿ではここにいられないわ』と思ったソフィーは、魔法使いが居ると言われる丘の上に向かって歩き始めます。
で、ソフィーはそこでハウルの動く城と出会うのです。

お城には火の妖精?カルシファー(我修院達也)と子供のマルクル(神木隆之介)、そして家主の魔法使いハウルが住んでいました。ソフィーはそこで誰の反対も受けないまま家政婦として住む事になります。
(ハウルの動く城は4本足で、ハウルの命令によりカルシファーが動かし外的からソフィー達家族を守っているお城です。その玄関のドアは何箇所か違う町と繋がっていて、鍵みたいなのを回すとその場所が入れ替わったりもしちゃいます。)

で、戦争が始まってハウルは一人、戦闘機達と立ち向かい・・・、荒地の魔女は(ネタバレ→国王の下で働いている魔法使いの大御所サリマン(加藤治子)に、魔法を吸い取られ・・・、何故かハウルはサリマンに追いかけられ・・・、ソフィー達を守る為にまた戦い・・・、心を取り戻し・・・、白髪の少女に戻ったソフィーと)ハッピーエンド・・・???

いったい何が言いたかったんだろう・・・。
(ネタバレ→戦争はいけないぞ!年寄りは体が不自由なんだぞ!お年寄りを大切にしなきゃいけないぞ!ブスだからといって卑屈になっては駄目だぞ!少年(少女)の心を忘れてはいけないぞ!世界の人全てがそんなピュアなハートを持ってれば、人類皆兄弟になって戦争なんか起こらないんだぞーーーー!!)ってことか???(なんでお金や名誉を手に入れた者は、こっちの思想に偏りがちになるのかねぇ。わたしゃ羨ましいよ)

最後に良かったところも書いときますわ。
音楽(主題歌?←♪タラララー、ララララー♪)がいいです。泣かせます。ワタクシこの音楽が流れる度に泣いてました(←なんでやねん)
あと町並みやお花畑がめっちゃ綺麗です。アルプスの少女ハイジの豪華版ですね。(湖、雲、お花畑・・・って何故ここにユキちゃんがいないの?)

そんなとこかなぁ。あっ、木村拓哉は悪く無かったですよ。でもあのイメージだとハウルは裏表の無い、心の広い良い人に感じちゃったけどいいのかなぁ。
私は裏(悪)と表(善)の間で葛藤してる魔法使いの方が、テーマもわかり易くっていいと思うんだけど・・・。まぁ、あのハウルのキャラはそうじゃないから仕方が無いか。
ソフィーの賠償千恵子は良かったです。ピュアなハートを持てば誰しも若くなるって事よね。
美輪明宏と我修院達也は普通に良かったです。っていうか全体的に淡々としてるのでインパクトも無い代わりに違和感もありませんでしたわ。

でも宮崎駿さん、もうちょっとわかりやすく作ってくれないかなぁ。
恋愛映画にたくさんの思想を詰め込みすぎだよ。

監督、脚本:宮崎駿 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(魔法使いハウルと火の悪魔) 音楽:久石譲
声の出演:倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、加藤治子
  1. 2004/12/11(土) 17:48:05|
  2. 映画館
  3. | コメント:6

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