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映画や本が好きな管理人が繰り広げる、愛情たっぷりな感想文♪

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さびしいまる、くるしいまる。★★★(中村うさぎ/2002年/248ページ/角川書店)

さびしいまる、くるしいまる。/中村うさぎ(角川書店)2001年の8月から約1年間ホストクラブに通い詰めた中村うさぎの書き下ろしエッセイ。
何故中村うさぎは自分の身を削ってまで、ホスト『春樹』に会いに行ったのか?何故中村うさぎは借金をしてまで、ホスト『春樹』をナンバー1にしたかったのか???等を中村うさぎの内面から解剖してるような作品になっております。今の中村うさぎを知る為には、読んだ方が良い作品ではありますが、ほとんど笑えませんので皆様ご用心を・・・。

プライドが高いがゆえに自分の世界に篭り、その結果寂しさが体の中に充満し、それを吐き出すかのように何かに没頭するっていうか散財する中村うさぎ。
ブランド物を買い荒らしつつも快活な語り口で笑い飛ばしていた過去の多くの作品とは違い、この本は辛い自分をさらけ出すかのように真摯な気持ちで書かれているように思います。なので、かなりハードっていうかいろんな人に賛否両論を与えるものかもしれません。

私は、そうですねぇ・・・。大方は理解できるのですが、書き方によって傲慢にも屁理屈にも感じる部分が少しありました。
お金は血肉を削った代償である事は確かだし、それをどう使おうと他人に言われる筋合いはまったくありません。お金を汚いものだという人は私も苦手ですしね。
ただ自分の中でいつも何かを欲してるものがあって、それが何かを探すためにこれらの行動に出てしまうことに対しては、ビンボーな私には共感しようと思っても出来ませんでしたわ。
高度経済成長の中で中流階級として育ってきた者(といっても私は少し後なのだが)としては、根本の考え方はたぶん似てると思うのですが、同じ血肉を削って得たものの大きさが違いすぎて疑似体験すら出来ないんですよねぇ。まぁ血肉の削り方がお前とは桁が違うわい!と言われればぐうのねも出ませんが(苦笑)。

で、ホストクラブ通いで中村うさぎが得たものはいったいなんだったんでしょうか?
・・・『他者』、そして『自己』・・・。
あ~んど『愛と資本主義』、『愛か、美貌か、ショッピングの女王4』、『うさぎとくらたまのホストクラブなび』、そしてこの『さびしいまる、くるしいまる。』の4冊の本。
やっぱりただではおきないのが、中村うさぎなのですわね(笑)
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  1. 2005/07/11(月) 12:48:35|
  2. | コメント:0

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