空飛ぶ小さなエイリアンから逃げるお話です。
私は続編の『リディック』を、カール・アーバンが見たくて、この作品より前に見たんだけど(しかしこのカールはかっこよく無かったよ)、よっぽどこっちの方がシンプルで面白かったです。まぁ、エイリアン好きの言う事だから、あてには出来ないけどね(笑)
ストーリーは、宇宙のお尋ね者リディック(ヴィン・ディーゼル)が、宇宙旅客機で一般ピープルと一緒に搬送されている時(みんな冷凍睡眠?状態)、船長さんが何者かに殺され、宇宙船は軌道からはずれ、必死のぱっちである惑星の大気圏に突入し、不時着するところから始まります。
生き残った数名がその星を調べると、なんと何十年かぶりの日食が!
そこでエイリアン登場!!なんとそやつは、光に弱い超夜行性『空飛ぶエイリアン』だったのです!!
かたやヴィン・ディール君、彼もまた夜行性っていうかお目目が光にめっぽう弱く、太陽が昇ってるとサングラス無しではいられないのです。その代わり夜目が抜群に利くので、ある意味彼はプレデター。肉体美溢れるプレデター。
うん、やっぱしゃべらない彼は素敵だわ。
で、とにかく逃げる。ヴィンディーゼル先頭に、一列になって逃げる。
エイリアンと一緒で母船に向かって走る走る。
そう、舞台が砂漠みたいな惑星なだけで、エイリアンとほとんど一緒なのよね。でもこの単純さが、わたしゃ好きなのよねぇ。
あっ、でも唯一違う印象が残った所があったわ。
ヴィン・ディーゼルが宇宙船を動かす為のプロパンガスみたいな電気(バッテリー?)を、アニメ巨人の星の『思い込んだら(重いコンダラ)』状態(例えが古いなぁ)で引っ張ってたシーン。
妙にアナログチックで、わたしゃ一瞬画面釘付けになっちゃったよ。もちろん頭の中のBGMは♪重い~コンダ~ラ、試練~の~み~ち~いを~
重いコンダラを一生懸命引っ張ったおかげかどうかは疑問だが(って違うに決まってるけど)、彼はこの作品の後で『ワイルド・スピード』『トリプルX』と主役を張るメジャーな俳優さんになってしまいましたね。
最近は『キャプテン・ウルフ』などのコメディまでやってるみたい。
でも、彼の基本は『しゃべらないでね、肉体美♪』だと思うので、演技派路線を目指さぬよう、生き残ってほしいものですわ。
監督:デヴィッド・トゥーヒー
脚本:ジム・ウィート、ケン・ウィート、デヴィッド・トゥーヒー
出演:ヴィン・ディーゼル、ラダ・ミッチェル、コール・ハウザー
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